■ なぜ値上げ? 3つの主な理由
手続きコストの増加:在留外国人が増加し、審査のための人件費やシステム構築費がかさんでいるため。
国際的な水準への合わせ:現在の手数料は欧米主要国と比べて低いため、その平均に近づけるため。
不公平感の解消:一部の外国人による不法滞在やルール違反が問題視されるなか、在留管理にかかる費用を負担してもらうことで、不公平感を和らげるため。

■ いつから? いくらになる?
政府は「出入国在留管理法」を改正し、2026年度中の引き上げを目指しています。
現在6,000円の在留更新手数料が、5~6倍の3万円台になる方向で検討されています。
申請する在留期間の長さによって、さらに金額が加算される案も検討されています。

■ 背景にあること
在留外国人は増加傾向にあり、2025年6月末時点で約395万人。2022年から年率約10%で増えています。
手数料は2025年4月に44年ぶりに改定されたばかりでした(更新手数料:4,000円→6,000円)。
政府は、今回の引き上げで、年間の手数料収入が現在の約70億円から数百億円規模に増えると見込んでいます。

■ 観光客(短期滞在者)も対象に
観光客など短期滞在者のビザ申請手数料の引き上げも検討されています。訪日外国人の増加に伴う発行コストの増大や物価高を反映させるためです。