現地の保健省/28日正午の発表によりますと11省・市で市中感染者243人が新たに確認されました。新規感染者数は累計で15,889人、死者数は76人と日本に比べるとかなり少ないですが隔離区域内または封鎖区域内での感染が確認された事と4月27日以降の第4波だけで死者数が累計の約半分の37名、新規感染者数12,548名と感染拡大のスピードが問題視されています。現在、ホーチミン市内全域で首相指示第15号/CT-TTgに沿った社会的隔離措置(職場や学校、病院以外の公共の場に4人以上集まる事も禁止、公共の場では人と人の距離を1.5m以上保つ、市民は食料品の購入や緊急時、工場勤務を除き外出を自粛、市内の企業は対面業務を最小限に抑えリモートワーク等でほぼロックダウン状態)に加えワクチン接種の加速化で抑え込みを強化している模様ですが、現状を考えると社会的隔離措置が解除されるにはもう少し時間が掛かりそうです。