モンゴルの民族衣装の事をデールといい、厳しい自然条件の中で生活を送る為の工夫が至る所にあります。体を覆う面積が多く機密性が高い作りで団代やタオル、ハンカチ代わりに使えます。長い袖は手を保護する手袋、着物と同じ様にふところがありポケットとして使えます。そして毎日の料理に欠かせない食材が「羊肉」です。ゲルという伝統的な移動式住居は、マイナス40℃の厳寒の気候にも耐えるそうですが、その秘密は、屋根,壁をすべて分厚いフェルト(羊の毛)で覆っているからだそうで食材だけでなく住居についても羊の恩恵は偉大だと言えます。次回は、もう少し詳細を記載します。