2045年には…

日本の総人口は2015年からの30年間で2000万人以上減り、2045年には1億642万人になる見込みだそうです。(国立社会保障・人口問題研究所の推計)特に、人口減が激しいのは都市部より地方で、2015年比で20~30%の減少が見込まれる県も多く、高齢社会化も加速します。

高齢化は都市部で深刻に

若年人口の流入が見込まれる東京都では、後期高齢者比率は16.7%に留まり、地方に比べるとそれほどひどくないように思えますが、後期高齢者人口が2015年比で大きく増えるのは、東京をはじめ、首都圏、大阪圏を中心に大都市を擁する県がほとんどになる見込みです。高齢者人口の実数や増加率は、実際には地方よりも都市部の方が高くなる予測なのです。東京都の後期高齢者の数は、2015年時点の147万人から、45年には227万人まで増加。なんと、鳥取全県民の4倍の数の後期高齢者が東京の街にあふれる計算です。

外国人材の活用促進

高齢化社会の問題は避けて通れません。技能実習生制度と特定技能制度を利用し、外国人材の活用を進める我々の活動は非常に重要だと改めて感じると同時に身の引き締まる思いです。これからも、この事業を通じて、少しでも問題解決への一助になるべく努力していきます。