新型コロナウイルス禍による労働需要の変化に対応するた為に「特定技能」で受け入れる外国人の上限数が業種ごとに見直しになりそうです。対象となる12業種のうち、業界のニーズが拡大している飲食料品製造業と製造業の2業種が受け入れ人数を引き上げられ、外食業など9業種の受け入れ上限が引き下げられそうです。コロナ禍で外食を控える動きが進んだ影響で、総菜や簡単に調理できる麺類や冷凍食品など加工食品の消費が増加し特定技能外国人材ニーズが高まっているため飲食料品製造業の受け入れ上限を現在の3万4000人から8万7200人へと大幅に引き上げ、テレワークの拡大など世界的に半導体需要が高まっている製造業も受け入れ枠の不足が見込まれるため現在の3万1450人から4万9750人に引き上げになります。逆に需要が低迷している宿泊業は2万2000人から1万1200人、外食業は5万3000人から3万500人に上限をそれぞれ引き下げられそうです。