先週の続編です。では、十分なケアを受けるためには一体どれくらいの貯蓄が必要なのかでしょうか?地域によって金額は異なりますが、数百万~数千万円の入居一時金と月額20万円前後の費用を必要とする民間の有料老人ホームは、蓄えがなければ現実的な選択肢にはならないと言われています。そのために入居一時金なし、月額8万円からと費用が安く充実したケアを受けられる公的施設である特養を希望する人が後を絶たない事は当然と言えます。貯蓄額が400万~500万円の場合、まず考えられるのは在宅介護、750万~1000万円の貯蓄があれば、「グループホーム」か「サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)」、医療・介護・生活支援などが十分に受けられる有料老人ホームに入りたいなら、1500万~2000万円の貯蓄が目安となるそうです(*_*) いずれにしても貯えが無ければ、家族にかかる負担が大きい事だけは確かです!