朝日新聞によりますと外国人技能実習機構(OTIT)は、1日付けでベトナムの大手送り出し機関5社からの新規の技能実習生の受け入れを2カ月後を目途に停止するとベトナム政府に伝えたそうです。ベトナムの送り出し機関は政府の認可に基づいて実習生を送り出しているいわゆる人材派遣会社は6月現在で約460社ありますが、2018年と2019年の合計失踪者の割合が平均の3倍を超える送り出し機関を特定した結果、大手5社に決定したとの事でした。本人に問題があり失踪する場合もありますが、大半の理由は送り出し機関の実習生から徴収できる手数料は3600ドル(約40万円)と定められているにも関わらず2倍や3倍に上る請求が常態化している事や実習実施者である受入れ企業にも多くの問題(強制労働、劣悪な環境、賃金未払い等)が指摘されている事も忘れてはなりません!