ゲルと食文化についてです。ゲルは丸い形で5~6人の大人が2~3時間で組み立て可能です。一日中、太陽の光を内部に取り入れられる様にドアは必ず南側に低く造られ窓はありません。居住場所も決まっており入って左側がお父さん、右側がお母さん正面は神様を祀りお礼をする意味でドアが低く造られている訳です。遊牧民はゆっくり座って話しながら食べる時間がなく食事は短時間でお腹いっぱいになる料理が多いと言われてます。「赤い食べ物」と呼ばれる肉料理と「白い食べ物」と呼ばれる乳製品に分けられ、主食としては小麦や米も食べますが、農業が盛んでないので肉が食卓のうちの主食並みの量を占める事も多い様です。モンゴルのイメージがあるジンギスカンは日本料理だそうです。