「コングロマリット」それは、業務の内容において直接の関係を持っていない企業を買収などにより、全く異なる業種に参入しグループ化とする企業形態の一つです。異業種参入の難しさと期待した相乗効果が得られず、拡大したグループの収益悪化といった問題が発生しやすい企業形態とも言われますが業種を超えてシナジー効果が得られた場合は、技術面やブランド価値を高める事において非常に強力なものになります。又、それぞれが独立した業務・業種であるのでM&Aや解体・再編、独立など事業の再構築が比較的行いやすいとも言われています。次回は、世界的に有名企業による「コングロマリット」をご紹介したいと思います。