日本の在宅介護は家族に負担がかかり、貯蓄が少なければ受けられるケアや入れる施設の選択肢が狭くなると言われています。又、2025年には団塊世代が後期高齢者となる為に数十万人が「介護難民」になるとも指摘をされています。年金だけで入れる公的施設いわゆる特別養護老人ホーム(特養)ですが、2014年までは50万人以上が待機していましたが現在の”特養待ち”は32万人で数字のうえでは減ったように見えますが、2015年の制度改正で原則として“要介護3以上”でないと特養には入居できなくなった為に入居ハードルはむしろ上がっているのが現状です。私も年老いた父親と同居している関係で他人事ではありません!次回は十分なケアを受けるには一体どれくらいの貯蓄が必要なのかをお届けします。