「名代 宇奈とと」のベトナム1号店がオープン

飲食店の経営コンサルティング事業などを手掛けるG-FACTORY(ジーファクトリー、東京都新宿区)が運営するウナギ料理専門店「名代 宇奈とと」のベトナム1号店が11月22日、ホーチミン市で正式オープンする。

 「名代 宇奈とと・ベンタイン店」は、観光名所のベンタイン市場にほど近いホーチミン市1区に立地し、ジーファクトリーの完全子会社GFキャピタル・ベトナムが運営する。メニューは「うな丼」(119,000ドン=5米ドル、約550円)や「うな丼ダブル」(229,000ドン)などを提供。このほか、サラダ(3万ドン)や、お新香(2万ドン)などのサイドメニューも用意する。

 ジーファクトリーの担当者によれば、ベトナム1号店は17日からソフトオープンしており、ベトナム展開への手応えを感じている。

 また、同社は日本国内の飲食店向けにベトナム人材を紹介する人材サービスに注力しており、宇奈とと1号店は、日本の飲食業での就職を希望するベトナム人の研修先としても活用する。即戦力となる人材を育成し、日本が4月に創設した在留資格「特定技能」の取得につなげる。1号店の3~4階には、130人が収容できるセミナールームも設置し、日本語や特定技能試験の対策など各種研修も実施する。    11/22()NNAアジア経済ニュースより抜粋

介護業界全体で取り組む

 先日お伝えしたモスフードサービスもそうですが、飲食業界での外国人採用・育成の試みが加速しているようです。現地で自社育成、そのまま自国で雇用するのはもちろん、希望者には日本での自社採用、また、同業他社への斡旋も視野に入れているようです。

 介護の分野でも人材確保は待ったなし。外国人材の活用には、我々登録支援機関の役割も重要ですが、介護業界全体での外国人材の育成・採用への取り組みも必要になってくるのではないかと思います。