ラグビー日本代表、感動をありがとう!


「ラグビーワールドカップ2019」盛り上がっていますね。私も、よく言われる完全な「にわかファン」ですが、いつの間にか目頭を熱くして応援していました。残念ながらベスト4ならず、南アフリカに敗れてしまいましたが、感動をありがとう!!!!感謝の気持ちでいっぱいです。

さて、この日本代表を見ていて、近い将来の日本とを重ね合わせる自分がいました。私たちが日々関係している、医療や介護の現場に外国人材が入ってくるのです。

国籍主義と協会主義

4年前のワールドカップ。五郎丸選手で注目されたあの頃の私は、ラグビーというものをあまり理解せず、日本代表選手の外国選手の多さに「なんじゃこら!?反則やで!!」と、冷めて見ていたのも事実です。でも、いろいろ調べてみると、他のスポーツとは異なり、いわゆる「国籍主義」ではなく、所属する「協会主義」だそうです。

他のほとんどのスポーツは、国の代表はその国の国籍の選手が大前提、これが国籍主義です。一方でラグビーは、それぞれの国にラグビー協会があり、ラグビーの代表はその国の協会代表という考え方です。これが協会主義です。つまり、ラグビーの日本代表は日本協会の代表選手ということなのです。そのため、ラグビーでは国籍と代表が一致しない場合があります(いろいろルールはありますが…)。国籍がある国の代表になれるのはもちろんですが、国籍が異なる国でも代表になれるチャンスがあるのです。

労働力としての外国人材も…

日本代表のキャプテン、リーチ・マイケル選手のように、高校や大学から日本に来ている選手も多く、日本でチャンスを掴むために来日し、日本の教育システムで育ってきています。その結果が、日本ラグビーがここまで強くなった理由のひとつではないでしょうか。

今、日本の労働市場に外国人材がどんどん入ってきています。外国人材が公平・公正に働けるようにと、法律も整備されつつあります。彼らの目的は様々ですが、親元を離れ、言葉もわからない、文化や習慣も違う国へチャンスを掴みにきている彼らは、日本にとって、労働力不足を解決してくれる「助っ人」でもあると思います。

私たちは、医療や介護現場に仕事を求めてくる外国人材を、積極的に活用する時代が来ているのではないでしょうか。そんな訳で、弊組合のホームページに英語と中国語バージョンを追加しました。

英語ページ https://en.nihonasia.com

中国語ページ https://cn.nihonasia.com

ぜひ、ご意見頂ければありがたいです。よろしくお願いいたします。