日本に古くから伝わる風習のお盆。居住地域などによっても時期が異なりますが、全国的には8月13日から16日におこなわれる先祖供養のための夏の恒例行事です。そもそもお盆とは亡くなられた方やご先祖様が、あの世と呼ばれる世界(浄土)からこの世(現世)に戻ってくる期間のことです。故人が生前を過ごした場所、主に自宅でお迎えして、再び戻っていくあの世での幸せ(=冥福)を祈る機会となっています。家の門前などに掲げられる迎え火。オガラと呼ばれる皮をはいだ麻の茎を重ねて燃やし、ご先祖様の魂が迷わず戻れるようにという願いを込め13日の盆入りの夕刻から夜にかけて焚かれます。地域によっては、ご先祖様の墓前で行うこともあります。それに対して送り火は、お盆を共に過ごしたご先祖様をあの世へ再び送り出すためのもので、全国的に有名なものが「京都五山の送り火」です。お盆は亡くなられた方々を供養する期間、カタチにこだわることではなく先祖や故人を大切に供養したいという気持ちで日頃の感謝を表し温かく迎え入れることで、自分や家族にとってより良いお盆の過ごすことができるのではないでしょうか? 

―夏季休業と事務所移転のご案内―
2023年8月11日(金)~2023年8月16日(水)   ※左記の期間をお休みとさせて頂きます
【移転先】〒532-0011 大阪市淀川区西中島4-9-22  新大阪弘栄ビル5階                        TEL:06-6711-4127  FAX:06-6711-4128  ※8月17日(木)より、業務を開始致します。