日常的に使っている“a.m.”と“p.m.”ですが、改めて考えると「なんの略なんだろう……」となる方も多いのではないでしょうか?今回は、日ごろから目にしたり使ったりしている“a.m.”と“p.m.”について解説します。“a.m.”と“p.m.”一見すると英語の省略形のように思えるかもしれませんが実はラテン語の略語です。“a.m.”は、ラテン語で午前を意味する“ante meridiem”の略で一方の“p.m.”は、ラテン語で午後を意味する“post meridiem”の略です。ここで使われている“meridiem”は正午という意味で、“ante”が前、“post”が後を意味するので“ante meridiem”(a.m.)→正午の前、つまり「午前」“post meridiem”(p.m.)→正午の後、つまり「午後」となるわけです。また、日本語では前述の通り“a.m. 11:00”のように表記しますが英語ではこのように使いません。正しい表記は“11:00 a.m.”というように時刻が前にくるのでご注意を・・・・・